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[コメント] ブルックリン(2015/アイルランド=英=カナダ)

女が男の選択に当たって甲乙つけ難い状況に至ったとき、それは成り行きで決まりかねない。女性心理を観察するこの物語はかかる事態を偶然の戦慄として捉える。
disjunctive

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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しかし男性心理の立場からすれば、それは背信でありアバズレであって、事態はアバズレの苦悩という激昂と喜劇の混合した現象として現れてくる。作劇の公式としては社長シリーズの森繁の近縁なのである。トニーと縁りを戻してしまうオチに安堵してしまうのも腹立たしい。けっきょくは揺れる女性心理に手玉に取られたことが口惜しいのである。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)けにろん[*] 緑雨[*] ぽんしゅう[*]

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