「ゲイリー・クーパー」(わっこ)の映画ファンのコメント
真昼の決闘(1952/米) 平原児(1936/米) 西部の男(1940/米) オペラハット(1936/米) 青髭八人目の妻(1938/米) 北西騎馬警官隊(1940/米) ヨーク軍曹(1941/米) 群衆(1941/米) 教授と美女(1941/米) 打撃王(1942/米) 誰がために鐘は鳴る(1943/米) 昼下りの情事(1957/米)が好きな人 | ファンを表示する |
ジェリーのコメント |
真昼の決闘(1952/米) | 逃げずにたちむかうという映画美学を純粋に追究した作品 | [投票] | |
平原児(1936/米) | 登場人物の造形の薄さといい、ラストの対決シーンの緊迫感の無さといい、赤色巨星化した恒星のごとき、へたれたセシル・B・デミルを堪能できる。スクリーン・プロセスの使い方などうまいとは思うが、爺臭さ満点。時代を超え切れない愛らしさを楽しもう。 | [投票(1)] | |
西部の男(1940/米) | 主役と敵の絡ませ方をユニークというか、不徹底というか。しかし、この映画に漂うユーモラスな雰囲気は実に楽しい。リリー・ラングドレーという女優が、判事ロイ・ビーンの憧れの女性として最後に出てくるが、憧れは憧れとして出さずにおけばいいものを。 | [投票(1)] | |
オペラハット(1936/米) | 間抜けなストーリーにつきあう我慢はしたが、ゲーリー・クーパーとジーン・アーサーのラブ・ストーリーの部分に光るものがあり、やっぱり最後まで見てしまった。 | [投票] | |
ヨーク軍曹(1941/米) | クリント・イーストウッド監督登場以前と以後では映画における知性のあり方が画然と変わってしまったが、それでもプレ・イーストウッド時代の映画的知性の頂点に立つハワード・ホークスの本作を讃える。詐欺的なまでに狡猾な登場人物配置とキャスティングで主役造形の黄金率を彼は作った。 [review] | [投票(3)] | |
群衆(1941/米) | キャプラ 作品では群集やマスコミと対峙する善良な主役という構造がキーだが、その主役を演じた二人のうちジェームズ・スチュアートは言葉によって、ゲイリー・クーパーは行動によってという手段の違いがある。 饒舌はあまりゲイリー・クーパーに似合わないものな。 | [投票] | |
教授と美女(1941/米) | セルフ・リメイクよりも数段優れている。キャメラ直前にすえられた人物の遠い後ろに数名の人物が小さく収まるパンフォーカス画面を観ていると、ホークスの撮影監督の使い方の融通無碍なうまさに圧倒される。ここにおいてもホークス的一匹狼が何人も登場する。 [review] | [投票(3)] | |
昼下りの情事(1957/米) | 見る人の心の操り方を完璧に心得た作品。アリアーヌをこの女優以外に誰ができようか。 | [投票(1)] |