栃沢正夫の映画ファンのコメント
直人のコメント |
にっぽん戦後史・マダムおんぼろの生活(1970/日) | 戦後の日本を象徴するニュースの数々は、社会の底辺を生きているかのようなこのマダムとは全然無関係のように見えて、実は凄くリンクしているかのような錯覚を覚える。また、社会の表面に出てくる事の無い市井の人である、この赤座悦子の達観した言葉の数々が、はっきり言って下品なのに何ともユーモアに溢れてて愛らしい。今じゃ中々見れない映像も多い。['07.4.22フィルムセンター] | [投票(1)] | |
深い河(1995/日) | この息苦しいほどの重厚さを楽しむ映画だろうが、自分が無宗教だという事を抜きにしても退屈。前半、当時40歳の秋吉久美子と当時45歳の奥田瑛二が大学生時代を演じているのはグロテスクだし、純情で敬虔なクリスチャン役の奥田瑛二のカマトト演技もらしくなくて見てられない。 [review] | [投票(1)] | |
女衒(1987/日) | 面白かったけどなぁ。 | [投票(1)] | |
神々の深き欲望(1968/日) | かなり長いし、正直詰まらない。登場人物も誰が誰だか、よく分からない。三国連太郎、北村和夫、河原崎長一郎、加藤嘉ら役者単位で見れば、当然上手いのだけど。['06.5.21VIDEO] | [投票(1)] | |
あつもの(1999/日) | 小品だが、緒形拳の演技で重厚な作品になってる。小島聖の意外な良さにビックリ。 | [投票] | |
楢山節考(1983/日) | 緒形拳ですら影が薄く感じるのは、坂本スミ子、清川虹子、左とん平が強烈過ぎ。['05.4.13VIDEO] [review] | [投票(1)] | |
愛する(1997/日) | 若い二人の描き方が時代錯誤甚だしく、とにかく古臭いし、セリフが致命的にセンスが無い。['07.8.17銀座シネパトス] [review] | [投票] | |
式部物語(1990/日) | 18年ぶりに再見。宗教の不気味さ(集団ヒステリー)を強調して描く事によってユーモラスに見せるというのは芝居っぽいなぁと思うが(原作は戯曲)、薄気味悪さと嫌悪感の方が勝って、鳥肌が立つ。['08.6.19新文芸坐] [review] | [投票] |