★4 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010/英=米) | オープニングエピソード(特にハーマイオニー)が個人的には結構衝撃的でまさに戦地に赴く戦士のよう。皆、悲壮感を背負って出てくるのでこちらも陰鬱としてくるのだが、広い空間のロケも功を奏して、心に閉塞感はない。手持ちカメラも要所に出てきて、画が揺れるアップなどは結構新鮮だった。もし一話構成だったら広げた風呂敷をたたむのに大忙しだったに違いない。前後編に分けて大正解。 | [投票] |
★3 | ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009/英=米) | 前々作に続き、中だるみ感が非常に強い本作。終盤にあっと驚く展開があり、次作への期待が高まる工夫がされているのだが、まさにそれが言いたいがためだけの作品でそのほかはエピソードそのものが物足りない。それにしてもガンボンは既にすっかりダンブルドアを自分のものにした印象。交代当初の浮ついた感がすっかりなくなった。逆にダンブルドアが前に出過ぎている感も残るのだが。 | [投票] |
★5 | ヒューゴの不思議な発明(2011/米) | つまりは、スコセッシはメリエスになりたかった、スコセッシ版『ニュー・シネマ・ パラダイス』を作りたかった。それだけだろう。 [review] | [投票(1)] |
★4 | ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011/英=米) | 観客側としては、彼らが自分が育てた子供の様で感慨深い。ネビル大人になったとか、ハリーとハーマイオニーの身長は大きくなっても同じだとか物語以外の部分で浸っている自分がいた。スネイプのエピソードはなかなかグッとくるし、終始落とし気味の色調は、この10年で大きくなったファンたちに向けても、成長するファンタジーとして観ることができた。とにかく7作、一部を除きキャストの維持を成し遂げたのは拍手しかない。 | [投票] |