逢初夢子の映画ファンのコメント
寒山拾得のコメント |
肉体の門(1948/日) | 中島哲也以上の細かなカット割りでぶっ飛ばす序盤が圧倒的。泥濘、夜明け、溝川、教会、土管から這い出る月丘千秋。マキノらしい超絶構図の連鎖。 [review] | [投票] | |
花嫁の寝言(1933/日) | 姉妹編『花婿の寝言』から教訓を取り去ったようなナンセンスコメディ。いつもの面々がバカバカしいお笑いに打ち込む様が美しい。 [review] | [投票] | |
五重塔(1944/日) | 『名刀美女丸』みたいな匠の戦意高揚映画かと思いきやまるで違った。上官の命令は絶対の時代にこれ撮っちゃうのは凄いことだろう。 [review] | [投票] | |
禍福(前篇・後篇)(1937/日) | これしきのメロドラマが受け入れられるほど、女性の地位は低かったということなんだろうか。「貴方は悪魔だわ。恐るべき色魔だわ」と云われて何の弁明もない高田稔とはいったい何なのだろう。 [review] | [投票] | |
大学の若旦那(1933/日) | バカ殿若大将のいい感じの滑稽譚なのだが終盤に突然禍々しくなる。話がテンコ盛りで草臥れるがカット尻短くバシバシつなぐ編集は斬新。 [review] | [投票] | |
泣蟲小僧(1938/日) | 林芙美子らしい芯のある辛辣なタッチ。どうしようもない中でも前向きで、叙情に流されないのがいい。 [review] | [投票] | |
港の日本娘(1933/日) | 女について回るばかりの木偶の坊、斎藤達雄の愛おしさよ。 [review] | [投票] | |
非常線の女(1933/日) | 破滅型の岡譲二は、もうひとつのオヅ的男性像の基本であること [review] | [投票(4)] | |
隣の八重ちゃん(1934/日) | 現代トーキーのはしりにして、女子高生がいきなり乳比べを始めるとはたまげた。 [review] | [投票] |