ウェイ・タオの映画ファンのコメント
| トゥヤーの結婚(2006/中国)が好きな人 | ファンを表示する |
| 墨東綺譚(1960/日) |
| 原作と違う。がこちらの方が綺譚[面白く仕組まれた話]っぽい。更に原作にはないセリフ「軍部が強くなり前途に希望がない」−そう言えば昭和11年は2.26事件だ。病気女の弾く大正琴は「忘れちゃいやよ」(渡辺はま子)も同年。世情を上手く取り込んだホンに努力賞。 (ＫＥＩ) | [投票(1)] | |
| 白い蛇の化身のような新珠が山本富士子の哀れを際立たせる。怪談のようなシュールな画の数々が面白く、微妙な照明の明滅連発がとりわけ素晴らしい。そして最大の美点は美術、伊藤熹朔の傑作が堪能できる。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
| 荷風先生がもう少し前面に出てきてもいいと思うのだが。[シブヤ・シネマ・ソサエティ] (Yasu) | [投票] | |
| 順平（芥川比呂志）を手玉に取る商売女お雪(山本富士子)の甘えて語尾を少し上げた口跡が、徐々に“おんな”の恋心の発露へと変化し無性に愛おしくなる。高熱に耐えながら男の顔が二重、いや何重にも見えるという女のうわ言に“真実”が透けて浮かび、切ない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |