★5 | 自分の持てる全てを捧げたからといって、それが自分の思い通りになるとは限らない。しかし、本当の愛というものは、私利私欲などというものを超越したところにある。自分の思いを忘れることができた者だけが、その境地に達せるのだ。[国連大学ウ・タントホール (試写会)] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | メマールって普通だったら悪役の立場にされるのに結構いい人なんだよなあ。そこが好き。笑える余裕をも持った一方通行の恋愛。その健気さと滑稽さが作品をより品質の高いものにできた好例。少女の凛とした瞳が印象的。やっぱり人間って持たざる者のほうがより人間らしいのかも知れない。 (tkcrows) | [投票(1)] |
★3 | 歯並びの悪い青年がポロポロ涙を流しているさまを見て、「ワニが泣いてるみたいだな」と思ってしまった。 ちなみに西洋で「ワニの涙」といえば・・・。 [review] (木魚のおと) | [投票(3)] |
★5 | これは世界一美しいヨイトマケの映画。「視点」「視線」「視界」共に完璧。少女(或いは神)への無償の愛というイスラムならではの、日本人には馴染みの薄いテーマもこれ程饒舌に語られるとウットリ聞き入ってしまう。笑いながら泣くことも泣きながら笑うこともこのフィルムが廻っている間ならそう難しいことではない。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | イランに生まれながらトルコ人の雇い主の下で庇護され、アフガン難民の生命を賭けた勤勉さを横目に、クルド人を卑下することでしか自分の存在を主張できないイラン青年ラティフが目覚めた神聖な愛の本質を、私は語る資格も言葉も持ち合わせていない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |