★3 | 絶妙に、ただのメロドラマに堕ちないところが、秀逸。それは、太陽の下の野獣と都市からきた熟れきった果実を堂々と描いたことと、女が自分自身を発見してゆくテーマが織り込まれているからかな。若尾は裸体シーンはつねにボディダブルを使うけど、ここではそれが倒錯的でかえってエロくていいかも。 (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★4 | 色んな要素が詰まった映画。ある意味、前期増村と後期増村を繋ぐ架け橋的作品。真の女性の自立とは?を示す、マエストロ増村のこの恐るべき予言。 [review] (ボイス母) | [投票] |
★5 | 親の七光りならぬ黒光。稀代のチョコ玉俳優北大路欣也がスクリーン狭しと飛び回る。渚よう子は大映でも東映でも変わらずに悲惨。 (町田) | [投票] |
★4 | 若尾文子が女の成熟度を増して、増村作品の中でも一番美しい。演出も脇役人の演技も秀逸。この映画の唯一の欠点は若かりし日の熱い演技をする北大路欣也が気色悪い位。 (直人) | [投票] |
★4 | この映画の北大路欣也、どう観ても日本人じゃない。いや、人間ですらない。こんな野獣のいるところへフェロモンたっぷりの若尾文子を放り込む増村って、餓えたライオンに肉をやる猛獣使いよりタチが悪いゾ。 (若尾好き) | [投票(1)] |
★2 | 30過ぎた文子さん、ぽってり二の腕でエロさ倍増。そんでもって「さぁ、もう一度いらっしゃい」なんて言われちゃう欣也くんは焼け肌強調で野獣度倍率ドン。そんなふたりの軽くおばかさんな不倫劇。笑えたけど、所々見てられず。 (picolax) | [投票] |