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ジャコ萬と鉄(1964/日)ファンのコメント

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無宿(1974/日)************

★5勝新と高倉、そして梶という破天荒な競演も見事だが、ここは70年代斎藤耕一の映像美学に酔う。彼のロングショットは無常感や孤高・哀しさだけでなく、「微笑ましさ」まで表せる稀有な作家である。 (sawa:38)[投票(2)]
★3ブツリ、ブツリと切れる展開が何とも頂けない。高倉は変わり映えしない。勝は勝らしいが、玄造になっているのがいい。梶は女の色々な表情を見せてくれた。彼女が一番、でも悪くはないと思う。主題曲はいい曲想だ。3.5 (KEI)[投票]
★2折角のスコープサイズ画面が勿体ない、奥行きのない風景の中で、勝新と高倉がどこに友情があるのか判らない腐れ縁でともに動く。梶芽衣子の思いがけない可愛さだけが救いの、東宝らしからぬ(勝プロらしき)作品。音楽も妙に安っぽい。 (水那岐)[投票(2)]
★4勝新の芸の深さを堪能できる一作。映像美も同時代の日本映画と比べて群を抜いている。ただ惜しむらくは、メインテーマがここぞというシーンでやたら多用されるのが野暮ったく感じられることだ。 (マッツァ)[投票]
★2昭和残侠伝』背負いつつ、足抜け女郎連れの『スケアクロウ』な野郎どもが『冒険者たち』を気取るという暴挙。悲しいのは時代に置き去りにされ、斎藤、中島、坂本の『津軽じょんがら節』トリオに強引にすがった60年代映画スターの間抜けな勘違いと思いあがり。 (ぽんしゅう)[投票]
★4ひと夏の儚い夢。復讐の虚しさ。詩情豊かな田園と海岸の風景美は絶筆もの。男二人のでっかいロマンに、薄幸そうな美女梶芽衣子は少し蚊帳の外。 [review] (AONI)[投票(3)]