「夢のVERSUS」(けにろん)の映画ファンのコメント
女囚さそり 701号怨み節(1973/日) |
全共闘崩れというリアルワールドと遭遇した虚構世界のヒロイン、ナミは必要以上に黙するしか処する術がないようだ。それはそれで面白くもあるが、矢張り終盤、女子刑務所内に舞台が移るとホッとする。「さそり」とは良くも悪くもそういう物語なのだ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
さそりの「怨み」はもっと鋭くて重い「純然たる怨み」だったはず。男がどうだとかなんて1作目でとうに通り過ぎている。それを「転向した運動家」なんて矮小なテーマとくっ付けて、挙げ句に恋愛模様ですか。俺が怨んでやる! [review] (Myurakz) | [投票(3)] | |
これほどの哀しさを閉じ込めたヒロインは未だかつていない。そして都会に放たれた女豹はより凶暴さを増す。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] |