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三原光尋の映画ファンのコメント

村の写真集(2004/日) ドッジGO!GO!(2002/日=韓国) ヒロイン!(1998/日) 真夏のビタミン(1993/日) しあわせのかおり 幸福的馨香(2008/日) アントニオ猪木をさがして(2023/日) エロチック乱歩 屋根裏の散歩者(2006/日) 歌謡曲だよ、人生は(2007/日) 風の王国(1995/日) 燃えよピンポン(1997/日) あしたはきっと…(2001/日) スキトモ(2007/日)が好きな人ファンを表示する

美しい夏キリシマ(2003/日)************

★5こんな格調のある、無駄のない、日本人のその時代の痛みをこれほど描き切った映画が今までどれほどあったか。まさしく渾身の1作。見終わった後こんなにじわじわ流れる涙も珍しい。黒木映画の到達点。 (セント)[投票(4)]
★5目が離せなくなるとは、このことだ。キリシマの夏の日常が、心に傷を負った少年の視点を中心に、静謐な雰囲気のなか、実に淡々と描かれる。「戦争」を肯定も否定もすることなく、ただありのままを描いて、観るものに逆に突きつける。ゆったりした空気のなかにある、ピンと張り詰めたもの。一糸乱れぬ緊密な美しさがここにある。完璧だ。『ワンダフルライフ』で注目の小田エリカはじめ、女優がみな美しい。 [review] (ことは)[投票(3)]
★4南国の有無を言わせぬダイナミックな自然のもとで、戦争は限りなく卑小な出来事に近づいてゆく。そしてだからこそ、個のレベルにおいてのその事実は哀しく深い。 [review] (水那岐)[投票(8)]
★3戦争の悲惨さ、愚かさを一般市民の何気ない生活の中に、美しい景色と共に淡々と描いた、黒木和雄お得意の題材。['04.2.9MOVIX京都] [review] (直人)[投票(1)]
★4地方のコミューンのエロスとタナトスの混在を描いて『祭りの準備』姉妹篇の趣があるが、男が不足する世界で枯れた原田が色気を抑え基軸となり世界をこちら側に繋ぎとめている。総じて女優陣も素晴らしいが、それ以上に特筆は田村演出の室内の夢幻光。 (けにろん)[投票(2)]