クリメンティ・ミンツの映画ファンのコメント
青い青い海(1935/露)が好きな人 | ファンを表示する |
ニースについて(1929/仏) |
これが矢張り、『カメラを持った男』(1929)に似ているのだ。いずれも、ドキュメンタリーとは云っても、そう云い難いほどの、かなり作為的な演出が施されている。そしていずれも男性的欲望の露呈に対して真摯かつ忠実な潔さがある。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
ファーストカットは花火だろうか。続く無機質で人工的な市街地の鳥瞰ショットの“平板”さが美しく、印象的だ。そして、一気にニースという町の営みが“断片”に分断され撹拌され再構成され提示される。なんとエキサイティングな無機と有機のコラージュだろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
開巻一番の大俯瞰ショットからして何故か視線をつかまれる。カット割は素早く展開するが、イメージの連鎖的なリズムを刻むように反復がなされ、同時にカット同士の反響がドキュメントとしての内実を担保する。見る欲望がそのまま撮る実践に至ったかのようなアマチュアリズム的幸福。 (鷂) | [投票(2)] |