★3 | 前半はとても充実していて、田舎のどうでもよいような風景を情感豊かに描いて感服させられるし肘井美佳がいい。後半はしかし詰め込み過ぎの極地。数本に分けて語る経済的余裕がなかったのだろうか。 (寒山拾得) | [投票(1)] |
★5 | 傑作。「映画の画面がテーマやストーリの奴隷ではない」ことを示した最たる例だろう。提示した主題を昇華できていなくても、そんなことはどうでもよい。とにかく映画が疾走している真の活劇だ。森崎東の演出のボルテージは全く落ちていない。もう総てのシーンが驚きの連続。それは大げさな表現でなく掛け値なしに総てのシーンで、である。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 舞鶴に行ってみたくなりました。 (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 演出のボルテージの高さは認めるが、それにしてもあらゆる要素がとっ散らかりすぎだろう。別に一本に収束すべきとは思わないがもう少しソフィスティケートされていてほしいものだ。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | なるほど、森崎東の怒りを思い切り叩きつけた「怒劇」なのはよく判った。しかし、その俎上に知的障害者問題、在日問題、警察の汚職や暴力団との癒着、果ては天皇制まで上げてしまおうというのは無理があり過ぎた。そのせいで描かれるべき一家族の成り立ちの描写が弱くなってしまったのは惜しまれる点である。 (水那岐) | [投票(3)] |