エーリヒ・ケッテルフートの映画ファンのコメント
祇園の姉妹(1936/日) |
祇園の芸妓の生活。あの頃は、女は売りもの買いもの、の世界だった。そこに実(じつ)を見出そうとする姉と、その姉を見て来たからこそ逆の極端に走る妹。いつの世も男と女は、化かし合い。が、描かれない古沢は後ろ髪を引かれていた、と思いたい。切ない。 (KEI) | [投票] | |
主人公が“立つ”演出、テンポのいい台詞廻し、何より笑いとペーソスがうまく同居している。[ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (Yasu) | [投票(3)] | |
可憐でドスの利いた山田五十鈴が素晴らしい。煙草を吹かしてフフン!と鼻を鳴らすふてぶてしさ。欲しいものを手に入れようとする時の巧みな媚。日本の女優で最もスケールの大きさを感じさせる。 (淑) | [投票(3)] |