★4 | 細かい描写のいちいちが黒い。「いじわるばあさん」とか「ダメおやじ」とか、あの頃は映画に限らず家庭内ブラックユーモアが全盛だったのは何故なんだろう。京マチ子好演、若尾文子ハマリ役。インスタントラーメンは2分だったのか。
(寒山拾得) | [投票] |
★5 | 嫁小姑の軋轢をメインにしてるが世界はそこに留まらず拡散する。全くロクなもんが居ないというニヒリズムが根底にあるのだが艶っぽさが絢爛で覆い隠される。入浴シーンのエロティシズムや随所の俯瞰ショットと「黒色」への拘りなど宮川の趣味が炸裂する。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 男性としてはニヤニヤしながら見られて愉快ゝ。
京マチ子、若尾文子、野添ひとみ、高峰三枝子の小気味良い会話と当時50歳という恐るべき北林谷栄の味わい。キネマ旬報脚本賞も納得の隠れた?傑作です。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 素晴らしい喜劇だ。それは多く、水木洋子のシナリオに拠っているのだが、吉村公三郎の演出も第一級だと思う。宮川一夫の撮影がどれほど演出に貢献していたにしても、それでも吉村は素晴らしいと思う。こゝでは若尾文子も野添ひとみも高峰三枝子も京マチ子も北林谷栄も天才的だ。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。['07.2.4新文芸坐] [review] (直人) | [投票(5)] |