山口百恵の映画ファンのコメント
婚期(1961/日) |
かなりどぎつい水木洋子の脚本だが、少し冷めた目で女たちを眺める吉村公三郎のゆとりが、そのまま上質のユーモアとなり、さらに宮川一夫の画が下世話な話しに品格すら与えている。ヒステリックな若尾文子と鷹揚な京マチ子の鞘あてが絶品。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
男性としてはニヤニヤしながら見られて愉快ゝ。 京マチ子、若尾文子、野添ひとみ、高峰三枝子の小気味良い会話と当時50歳という恐るべき北林谷栄の味わい。キネマ旬報脚本賞も納得の隠れた?傑作です。 (TOMIMORI) | [投票] | |
いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。['07.2.4新文芸坐] [review] (直人) | [投票(5)] | |
素晴らしい喜劇だ。それは多く、水木洋子のシナリオに拠っているのだが、吉村公三郎の演出も第一級だと思う。宮川一夫の撮影がどれほど演出に貢献していたにしても、それでも吉村は素晴らしいと思う。こゝでは若尾文子も野添ひとみも高峰三枝子も京マチ子も北林谷栄も天才的だ。 (ゑぎ) | [投票(2)] |