★4 | 教室の入口に頭をぶつけそうでぶつけない阿部寛は"寡黙な熱血教師"という矛盾した役柄を見事に演じきってはいるが、体罰が絶えて久しい現代の教育界にあっては生徒に寄り添うのが限界なのだろうかと物足りなさを覚える。体罰世代の僕としては時にはぶっ叩いてもいいと思うんだが。
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 心の震えを久々に感じ取ることの出来た秀作だ。いじめというものを本質的な視点からフォーカスをしっかりと絞り、切り取ることに成功している。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★5 | 本郷奏多の熱演を評価。阿部はあれくらいの演技は出来てしかるべきと考える。「本気の問いには本気で答える」本気とか真面目をちゃかして面白がる今の時代だ。本気か冗談かを判断するのも難しい。もう一度立ち止まって真剣に聞いてみることが大切なのだろう。 (KEI) | [投票(1)] |
★3 | いささか芝居じみた村内(阿部寛)の所作や、写真や文庫本の使い方のあざとさが鼻につくのだが、責任と「向き合う」ことの緊張を持続させる統制された語り口はみごと。いじめ問題に仮託された正論の重さに、どうも制作者自身が気づいていないようなふしがある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |