レオナルド・ベンヴェヌーティの映画ファンのコメント
探偵物語(1951/米) |
昔見た時はリー・グラントが面白いと思ったのだが、見直してみると彼女の存在は作劇臭く少々鬱陶しい。作劇臭いということであればジョセフ・ワイズマンが一番作劇臭いが、それでも面白いから許せてしまう。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
舞台劇の持つスピード感を巧みに生かしつつ、ほんの数時間で自信に満ち溢れた主人公(カーク・ダグラス)が悲劇のどん底にたたき落とされるさまをウィリアム・ワイラーは冷徹かつ残酷に描く。悲劇の原因が全て己の心に根ざすという哀れさ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
時代とはいえ、今となっては妻の過去にさほどの衝撃を感じないというか、むしろそういう時こそ支えてやるのが夫じゃないかとさえ思うのだが、舞台劇ベースの物語を生かし、狭い空間の中に広い人間模様を見せ切るワイラーにはさすがの力量を感じた。 (ナム太郎) | [投票] |