河野弘の映画ファンのコメント
集団奉行所破り(1964/日) |
『黄金の七人』系列としても単純に愉快な活劇だが、収束に至ってこれは反転せられ、真面目な仏教因果譚と判明する。お見事。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
「討つ側」と「守る側」の攻防戦が(東映)集団時代劇の魅力だと思っている私にとっては、「守る側」の描きこみに物足りなさを感じた。なんせ、肝心の佐藤慶が・・・。 [review] (AONI) | [投票] | |
神戸瓢介と市川小金吾の大阪弁のノリ良さと、巧みなストーリーテリングで興味をそらさない小国英雄脚本が素晴らしく、プチ黒澤風の娯楽性すら垣間見せるなかなかの佳作。狭苦しい和船でアレコレ謀議する、陸に上がった元海賊一味の微笑ましいこと。 (ぽんしゅう) | [投票] |