★4 | 「世の中には二種類の人がいる。一つは人生を自分で選べる人。もう一つは選べない人。」若い時に人生を自分で選べる人って何人いるだろうか。恐らく選んだと思っていても実は選んではいないのだ、、。
[review] (セント) | [投票] |
★5 | ただ破壊するだけで何も生み出さぬまま、破滅の閃光を「光明」とみまがい目指した先は、初めから最果ての終末点だという矛盾。無自覚な残酷さで、意識せぬまま互いを傷つけあう無残。「情け」と「希望」と「関係」のバランスを欠いた不器用な若者たちによる挑発。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 役者がすごい。とくに松田翔太は今までの何倍も魅力的な役者さんになったように思う。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 役者の存在感ある肉体性を、彼岸としての「網走」や「海」、「外国」、「壁」について生硬に語る台詞、多部未華子の人物造形、エンディング曲等々の記号が殺す。映画的コードという「壁」に囲われた中での「彼岸への逃避行」ごっこ。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★4 | 文字通り「壁を壊すこと」を職業とする若者たちのロード・ムーヴィは、しかし決して全的な開放感に達することがない。いくつものシーンが不穏な息苦しさに覆われてしまう。壊すことのできない不可視の壁を前にしては砕け散るしかないのか。いや、おそらく彼らはそのような「華々しさ」とも無縁である。 [review] (3819695) | [投票(2)] |