★4 | 和製『赤ちゃんに乾杯』…逆だ逆。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 朝の静寂から始まりながら、たちまち物語は生活音に支配され、散りばめられた日常の可笑し味に苦笑しつつも、緒方夫婦(上原・田中)の無策ぶりに対する健三(芥川)と仙子(高峰)の考察には哲学問答の高尚さが漂う。軽そうに見えて人と時代を見据える重厚な力作。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 未来から振り返ることを想定して作られたかのような、忘れられてしまうであろうさりげない日常の綴られた感。 (G31) | [投票] |
★4 | 戦後がまだ続いていそうな日本の庶民の生活がくっきりと浮き彫りになっている。
それぞれのエピソードはそれほど深くはないが、シンプルにまとめている。どうしても、上原謙夫妻の話しに重きが行くが、どうも設定が嘘っぽく、空言のようであった。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 他人からは一見幸せそうに見えても内実は違っているように、おばけ煙突とは、ものごとを別の角度から見ると全く違って見えることの象徴だろうか。
[review] (TOMIMORI) | [投票(3)] |
★5 | 非常に複雑かつ豊かな映画だ。タイトルが暗示する通り類まれなるロケーションの映画であり同時に音−ノイズの映画でもある。リズムのいいテーマ曲も印象深いが法華経の念仏、ラジオ、赤ん坊の声などオフスクリーンの音が氾濫する。高峰秀子の仕事が商店街の街頭放送のアナウンサーという音を作る仕事をしていることも象徴的だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |