半田健人の映画ファンのコメント
軍旗はためく下に(1972/日) |
戦争とは、きわめて非人間的な行為の集大成だ、という者がいるがそれは違う。善という隠れ蓑を脱ぎ、モラルという皮膚を剥ぎ取られた後に残るのは、いつも蛆にまみれた醜い人間の本性だ。 [review] (水那岐) | [投票(2)] | |
社命でなく、雇われ監督としてでなく、「映画人・深作欣二」が撮った映画。黒沢明の尻拭いの汚名まで被って資金を集めた映画。つまり深作欣二の本気印だ、座して観る。(長分すみません) [review] (sawa:38) | [投票(5)] | |
深作欣二の本気を見る。シーンごとに使い分けた丹波哲郎の硬軟自在な演技、左幸子の重厚な力演、中村翫右衛門の老獪さ、三谷昇の負け犬振りなど、役者も一級の仕事。['08.1.13シネマヴェーラ渋谷] (直人) | [投票(2)] | |
戦争を知らない人間は、勝てる戦争しか語らない。或いは国家の戦争・軍隊の戦闘しか語らない。そこには現実との間に余りに大きな欠落がある。4.8点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |