★4 | 固有名詞に彩られた、どこまでも具体的で個人的な物語が、いつしか普遍的としか云いようがない風景に至る。床置きカメラが捉えた、事態をまるで弁えぬ犬のはしゃぎぶり。そしてラストシーン撮影直前の監督を襲ったぎっくり腰に私は決定的に動揺する。作為の演出では絶対に到達不可能な、奇跡的な映画性。 (3819695) | [投票(3)] |
★4 | これまでほぼフィクションでしか描けなかった「愛と死」のリアルが奇跡的に映像化されている作品。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 説明的な字幕が多すぎて好みじゃないし、正直完成度は低いと思う。しかし、遺体発見の瞬間や5年間溜め続けた叫びが放たれるラスト。強烈な「リアル」を感じた。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 母親であると同時に父親でもあるような小栗冨美代さんの風貌、その座った眼が何故か心に残る。そして片隅に置かれたまま、なりゆきを全て捉えてしまうビデオカメラの(文字通りの)非情。(必ず誰かがライブで目を通し続けているだろうフィルムのキャメラには在り得ないだろう非情。) (鷂) | [投票(2)] |
★3 | どうしようもなく、「男」だな、と思う。ほんとに、ほんとに、 [review] (イライザー7) | [投票(2)] |