★3 | 警察機構を体制的に描く訳もなく所詮は似たり寄ったりの強欲と暴力の集団とならざるを得ず、ならば結局一緒やんという話だ。寧ろ構図は図式化し蠱惑のカオスは存在しない。拓ボンがドMチック熱演ったって徒花にすぎず、ラストの詠嘆はありきたりで今更。 (けにろん) | [投票] |
★5 | 善対悪の構図より重い、“情より理”対“理より情”の対立軸。仁義なきシリーズの余勢で視線を替えて作ったことが思わぬ功を奏した“図らずの傑作”。 [review] (G31) | [投票(7)] |
★4 | ラストまで菅原文太と梅宮辰夫の対比描写が見事。自分的にはこの作品の主役はエリート警部補役の梅宮辰夫で決まり。柔道技で投げまくる!そして朝の健やかなラジオ体操! (クワドラAS) | [投票] |
★5 | 情を通せば理が通らぬという、夏目漱石以来の構図である。それは日本が近代化に突き進む過程とそこで切り捨てられたものとの対立であり矛盾なのであった。 [review] (ハム) | [投票(2)] |
★5 | 男達が各々の旗を掲げ繰り広げる狡猾な生き残り競争の中では、広谷(松方弘樹)のために旗を振る久能(菅原文太)の人情は、己に対するただの逃げにしかならなかった。敗戦の価値転覆を引きずりながら掲げるべき旗を見失った男が必死に演じた悲劇。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★3 | 仁義シリーズの最後の方でも警察と暴力団が持ちつ持たれつな関係を地味に描いていたけどここまで大胆にやると漫画みたい
(TOMIMORI) | [投票] |