少年、機関車に乗る(1991/タジキスタン)ファンのコメント
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儀式(1971/日) |
右翼も左翼も居る中で特にいがみ合うこともなく彼らにしか通じない共通言語で何となく「なあなあ」に焦点をぼやけさせて来たこの国の縮図。その象徴が『儀式』。いまだ出口は見つからないままだ。 (マッツァ) | [投票(1)] | |
テーマ自体は深刻で重苦しいものであるにもかかわらず、なぜか不条理なコントを見ているような妙な気分にさせられる。花嫁の来ない結婚式のシーンはその極み。こんな奇妙な映画を堂々と撮ってしまえる大島渚は凄い。 (太陽と戦慄) | [投票(4)] | |
「一番大事な人を欠いた結婚式」と「一番大事な人への敬意を欠いた葬式」を描くことで、大島渚は日本の儀式をとことん破壊した。[Video] (Yasu) | [投票(3)] | |
この作品、抽象的に描ききった印象なのは、国家というのを取り扱ったから保険で抽象をいれたからであろう。が、しかしそこは大島渚。抽象でありながら中傷的にも描き、戦争総括を先送り対処法で乗り切る国家の問題点を的確に鋭く突いた力作、であり儀式。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(5)] |