★4 | イヤミと嫌悪、ガナリ合いの前半は食傷気味だけど、状況が露わになる後半は良い。秘密を秘密として黙っていられないオンナの性。そしてそれを黙って見守る男たちの強さ。クリス・クーパーが大変よろしい。 [review] (jollyjoker) | [投票(2)] |
★3 | メリル・ストリープが十年一日のスタンドプレイに走り、私のげんなりは早くもフルテンだ。家庭や心身に問題を抱えた母親の、ではなく、大概にせえやと諌める目上や側近がおらなくなった大女優の悲哀が滲む。ジュリアン・ニコルソンと出逢えた幸せだけを胸に抱き、私はそそくさと劇場からの帰路に就いた。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 眼で観、耳で聴くぶんにはやはりメリル・ストリープの至芸に、真っ向から立ち向かってゆくジュリア・ロバーツその他の攻防戦の堪能こそが最上の愉しみどころなのだろう。物語的にはまたもやヤマアラシたちのスキンシップであり、許してくれることを望んでの露悪に関係が引き裂かれ、みな孤独に落ち込む過程の繰り返し。結局ジャムセッションの見事さであり、結果は「よくできた」以上に評する言葉もない。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | 確かにマイク・ニコルズの「バージニア・ウルフなんかこわくない (作中で素顔で美しいと評判のリズ・テイラーが主演)」、ベルイマンの「秋のソナタ」、日本では向田邦子の「阿修羅のごとく」を足して割るとこういう作品になるのではないかな。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 好きな俳優さんがたくさん!迫力の女優たちの中でクリス・クーパーが良い。 (あちこ) | [投票] |