「清々しき終末」(movableinferno)の映画ファンのコメント
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独) 生きてるものはいないのか(2011/日)が好きな人 | ファンを表示する |
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013/英=米) |
「ハンズフリー電話」は映画的か否か。受話器から解放された手は通話とアクションの両立に道を開くが、その手がハンドルに縛られては元の木阿弥である。固定電話なら「受話器を叩きつける」、携帯電話なら(『しあわせはどこにある』のサイモン・ペッグ式に)「ぶん投げる」というアクションを誘えるが。 (3819695) | [投票] | |
なんとマゾヒスティックな、快感! 自暴自棄寸前で踏み止まるこの誠実な主人公と共に、観客である私(男)もまた、86分間、自虐的悦楽に酔いしれる。きっと彼が追い詰められた、いや、自ら引きこもった「この境遇」は、世の男をとりまく全ての軋轢の象徴だがらだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
常に諦め顔で話す裏に確かに存在する、父親のようにはならないという信念。会話による手続きがひたすら続く流れには疑問だが、ハーディの演技力と『コラテラル』のような夜の高速道路のムードは秀逸。印象と余韻が残る一本。92/100 (たろ) | [投票(2)] |