ジャン・バダルの映画ファンのコメント
ぼくの伯父さんの授業(1967/仏) さよならエマニエル夫人(1977/仏) タンタンと水色のオレンジ(1964/仏=スペイン) プレイタイム(1967/仏) アイドルたち(1968/仏) パラード(1974/仏) タンタンとトワゾンドール号の神秘(1961/仏=ベルギー) 何かいいことないか子猫チャン(1965/米=仏) 日曜日には鼠を殺せ(1964/米)が好きな人 | ファンを表示する |
鰯雲(1958/日) |
成瀬監督作品では珍しい開放的な出来。戸外撮影とカラー描写でこんなに違って見えるとは。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
成瀬には珍しい野の匂いのするメロドラマ。秋の鰯雲(「弱い」という字が入っている)が多分一生に一度きりの恋愛を映して哀しくも美しい。鋤き起こした土の官能的な黒さも印象的。 (淑) | [投票(1)] | |
人物関係が非常に複雑だが成瀬は上手くさばいて見せる。淡島千景が小林桂樹の叔母さんに見えないところも複雑さの一因だが「当時こんな関係は普通にあったんだよ」というような肯定の仕方以上に「映画として面白いから良い」と云いたくなる。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
農業残酷物語。でもないか。この人間関係を把握しきる脳髄メモリを私は持たないのだが、鮮やかな人物の出し入れのためによく分からぬままながらあれよあれよと見せられてしまう。中村鴈治郎と杉村春子が顔を合わせるとなぜか妙に穏やかなシーンになるのは『浮草』と同様。斎藤一郎はここでもやりすぎ疑惑。 (3819695) | [投票] |