★5 | まずこの大仰な題名に少々引いてしまう。でもそれはラストのラストで明かされる。ふむふむなるほど面白かった。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 自分がもし死の宣告を受けたらどうするだろうか、と考えた。死を受けても弱味を見せない母親の姿はやっぱり女性の方が強いんだと感じさせた。 [review] (deenity) | [投票(1)] |
★4 | 報われぬ人生に気付かぬのでなくそういう価値観を持たないのだ。辛苦を乗り越えてきても自己憐憫は皆無。彼女はただ他者を抱きしめる。愛よりもう少し崇高な感じ。ただ、葬儀でああするなら彼女の仕事に対しての思いを丁寧に描かぬと成り立たない。強引だ。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 女だけが咲き誇る世界。これもまたファンタジーだろう。エネルギッシュに男子供を奮い立たせ、自ら矢面に立つ宮沢りえの年増ぶりはオジサンたちを魅了してやまなかろうが、そういう彼女を演出するのはほかならぬ中野量太の女性観だ。彼の脳内宮沢が、
ヒロインに愛を振りまかせ、母性本能に飢えた哀れな男たちに随喜の涙を流させるのだ。そのために [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 「別に逃げたっていいじゃないか」がモットーの不徳な私には、双葉(宮沢りえ)の「家族を超えた愛」の正統すぎる気迫は、いささかはた迷惑。死を前提にした意志の強要は反則技。まさか、この無差別な愛への信認の行きつく先が、世界平和の成就でもあるまいし。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |