貞永方久の映画ファンのコメント
影の爪(1972/日) 球形の荒野(1975/日) 必殺!(1984/日) 嫉妬(1971/日) メス(1974/日) 必殺! 主水死す(1996/日) 復讐の歌が聞える(1968/日) 黒の斜面(1971/日) 良寛(1997/日) 必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974/日) コント55号と水前寺清子のワン・ツー・パンチ 三百六十五歩のマーチ(1969/日)が好きな人 | ファンを表示する |
夜ごとの夢(1933/日) |
トラックアップ使いすぎ。 (Yasu) | [投票] | |
金が敵の世の中で・・・。登場者たちの思いがヒシヒシと伝わって来る。画はビックリする程立派な構図で、一つ一つ丁寧に撮っている。栗島が最初目がつり上がった怖い表情をしているが、夫が来た以降は柔和になる。彼女の上手さか、やはり成瀬演出の凄さか。 (KEI) | [投票] | |
退廃的な栗島すみ子の佇まいと、カスバが如き路地裏の描写(たった2カットしか残っていないがそれでも強烈)、意味深な土管の群れなど、かなり芸術点の高い作品。不況時代のやるせなさもビンビン伝わる正に傑作である。 [review] (町田) | [投票(1)] | |
エイゼンシュテイン以後のサイレントらしく、意図的なカメラワークとたたみかけるよう編集を駆使した饒舌な映像演出を駆使して“昭和恐慌”に翻弄される妻(栗島すみ子)と失業夫(斎藤達雄)の姿が描かれる。28歳、成瀬巳喜男の気鋭が溢れる力づくの悲劇。 (ぽんしゅう) | [投票] |