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ロバート・オグデン・バーナンの映画ファンのコメント

キリング・ショット(2012/米) エージェント・ウルトラ(2015/米) オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜(2013/米) 世界の涯ての鼓動(2017/英) ウソはホントの恋のはじまり(2013/米) ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022/米) ベロニカは死ぬことにした(2009/米) マイ・ファニー・レディ(2014/米) MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間(2015/米) マージン・コール(2011/米)が好きな人ファンを表示する

幼な子われらに生まれ(2017/日)************

★4さすが荒井と思わせる秀逸な脚本。無駄がない。しかも緊張の糸が最後まで切れない。安心して見ることのできる日本映画だ。しっかりと子供目線が主軸となるところがいい。我らが生きるこの国は子供たちが将来を決めるのだ。 [review] (セント)[投票(4)]
★4再婚に於ける普遍的な確執を描いて何の奇矯な設定もない。のだが終始不穏な緊張感が持続。どんな家庭だってそういう危うい均衡上に立ってるのだとのクールな認識。斜行エレベーターや車窓景観や1人カラオケのリフレインが冷えて心地良い孤絶感を際立たせる。 (けにろん)[投票(6)]
★4遊園地の入場門前のアスファルト。パステル調の色彩が綺麗だ。横移動して、靴紐を結ぶ男の足。ティルトアップすると浅野忠信。娘・沙織と二人で遊園地で遊ぶ。浅野の家は、斜行エレベータのあるマンション。調べると、このマンションは西宮名塩でのロケとのこと。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
★4人が人との暮らしをもつというのは、畢竟後悔の積み重ねか。そんな認識におとなが敗れるのは、後悔し続けた暮らしそのものに後悔したときだろう。宮藤官九郎寺島しのぶも、その事実に敗北しながら決して醜いばかりのろくでなしではない。「家」制度の滅びとともに、家庭には居づらい人々が顕在化し続けているだけなのだから。 [review] (水那岐)[投票(3)]