★4 | 黒人だけど、女性だけど、ゲイだけど、障碍者だけど。こういうエクスキューズが結局は「役に立つかどうか」でしか語られない気がする。役に立つかどうか、能力が秀でているかどうかだけが生きる価値なのだろうか。作品は、俳優も撮影もプロダクションデザインもセリフも素晴らしかったが、素晴らしかったからこそ、見終わった後に考えてしまった。 [review] (jollyjoker) | [投票(3)] |
★4 | 冷戦時代の米国の有人宇宙飛行計画の影に黒人女性の活躍があったのは知らなかった。差別のない世界の、最初の一歩は、天才が拓いてくれた。天才でなければ最初の一穴を空けられなかったわけだが、ゼロが1になれば、1を100にするには、あとは大衆の問題ってことを、この映画の作り手はよく分かっている。 [review] (ロープブレーク) | [投票(2)] |
★3 | 概念としての「人種差別」「計算」が「遠方の手洗場」や「巨大黒板」「梯子」を用いてアクションに翻訳されるなど、題材の映画的鋳造にかけては模範解答を示している。宇宙飛行計画の最難関を「帰還」に据えた作劇は、科学的事実である以前にアメリカ映画の主題「帰宅」の変奏を視野に収める企みだろう。 (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 久々に邦題がナイスな映画です。そうこの映画は、人間がどんな環境にいようと、諦めることなく希望をもって進めば何か生み出されるといった、今の現代では不透明になってしまったずばりガッツ映画です。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 素直な作品で楽しめた。差別は声高に叫ばないで、むしろコミカルにして作ったのは作者の企み。企みに乗せられて、満足。現実から55年後の映画化。余りに凄すぎて出来なかった?ほじくり返せば、米の栄光は黒人がすべてやっていたなんてなりかねないからかも(笑)?。 (KEI) | [投票] |