★4 | キノコオムレツが奇人同士が互いを識るという禅問答のような困難を克服する。ヴィッキー・クリープスはすでにキレている。相対的にダニエルがわれわれの常識に近づくのだが、予断がそこに仕組まれる。 [review] (disjunctive) | [投票(2)] |
★5 | じっくり映画を見た感があります。演出は当然。そして音楽がすこぶる素晴らしい。ガンガン鳴っている。アンダーソンの本作は、なんと男と女のめくるめく世界を解き明かす。決して新しい素材ではないのに、原点に戻り挑戦しているかのようだ。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 単純に本作の舞台であるオートクチュールの世界の華やかさ、その絢爛たるスペクタキュラーだけでも見応えがある。特に、最初の顧客の描写、公爵夫人ヘンリエッタの場面で既に圧倒される。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★5 | 本来、「相手を理解する」という行為は途轍もない困難を伴うもので、大半が理解したつもりの共犯関係を演じているだけだ。お互いを守るために。そして、このゲームを破ろうとすると、自ずと二人の関係は命のやり取りになってしまう。その緊張の先にある異形の、便宜的に愛と呼ばれる何か。ビルとザ・ブライドのように。二人の間でしか成立しない、聖域の愛。菜穂子と二郎のように。変態万歳。 [review] (DSCH) | [投票(5)] |
★4 | 真面目なビックジョーク。86/100 [review] (たろ) | [投票(2)] |