★5 | 偉大な映画。全てのアクション映画はこれに学んでほしい。驚愕の暴力描写。それにしてもラッセル・メティの撮影は凄い。ウェルズ+トーランド(『市民ケーン』)、ウェルズ+コルテス(『偉大なるアンバーソン家の人々』)等々ウェルズは撮影監督の創意を最大限に引き出した監督だと思う。映画は撮影こそが決定的に重要である。
(ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 白黒が渋いっす。カラーじゃダメなんだろうなあ、この雰囲気は。 [review] (らーふる当番) | [投票] |
★5 | 冒頭の長回しより、ダイナマイト発見の際の、2つの室内における長回しの方が凄いな。また、ホテルでの殺人における圧倒的な光と闇、鮮烈な音楽の対位法。更には杖、声の反響といった発想の巧みさ。仰角ショットに埋もれるウェルズの巨体から匂い立つ悪の黒さ。ちょい役の顔ぶれもまた良し。ジャネット・リーも素晴らしい。冷え冷えとした熱気と荒涼の支配する世界、どっぷりと浸かった。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 粋な撮影と雑な筋による平均点のノアール。クネクネするクレーン撮影は魅力だが後半なくなるし、冒頭の長回しも車の爆発でカットを割るのは退屈だ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★5 | 脚本がよく出来ている、なんて澄まして言うつもりはない。一言、凄い映画だ。ガツンと来た。前半はややゴチャゴチャしているが、後半がスゴイ。主演は何のことはない、オーソン・ウェルズ本人だろう。30年間の刑事生活、私生活が心に響く。 (KEI) | [投票] |
★5 | 冒頭の長まわしは映画史上最も有名。1度観るべし。ウェルズの悪役ぶりは「凄い!」のひとことに尽きる。 (丹下左膳) | [投票] |