★4 | 見ている間は題名の意味も考えず、思わずただ一人の青年の成長をつくねんと見つめている。ただただ両親、祖父母の熱い愛情で育てられた普通の少年。それが変わってしまうのが、、 [review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | 幼い頃お袋と茶店に入ってパフェを食べたこと。パチンコ屋でばったり親父と会い帰り道お袋との若い頃の話を聞いたこと。流れる日々の中そんな些細な出来事は心の何処かに仕舞われてるけど何かの拍子に鮮烈な郷愁として蘇る。そのイメージ喚起が余りに鮮やか。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | まず一番に書きたいのは極めて美しい色遣いの映画だということだ。特に主人公−大(ダイ)−吉沢亮の実家の屋内シーンは色が氾濫しており、画面の触感の柔らかさも加わって実に美しい。この撮影、ルックの統一は良い仕事だと思う。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | ろう者夫婦とコーダの息子という特殊性をことさら強調することなく、さらに過剰に作為的な感傷に堕することなく、物語は誰にも覚えのある息子と母親の“普遍的な情愛”の交感へと収斂していく。今さらながら無心の“笑顔”が持つ赦しの力に圧倒されてしまった。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |