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セルゲイ・ボンダルチュクの映画ファンのコメント

曠野(1977/露) ワーテルロー(1970/伊=露) ローマで夜だった(1960/伊) ワーニャ伯父さん(1971/露) 人間の運命(1959/露) ネレトバの戦い(1969/英=独=米=伊=ユーゴスラビア) 戦争と平和(1968/露)が好きな人ファンを表示する

紀ノ川(前編・後編)(1966/日)************

★4ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの流れにあらず。[三百人劇場] [review] (Yasu)[投票(4)]
★4疲れた。こういう長編年代記物はともかく観たーっ!という充実感がある。加えて本作は撮影が秀。編集も上手い。前編で話が停滞して来た頃に後篇へ。岩下志麻が闊歩するシーンで又観る気に。その編集もラストは疲れが出て来たのか、小走りで終わった。製作、観客皆さんお疲れ様でした。 (KEI)[投票]
★4家の封建に進んで従属する女が東山演じる祖母なら、近代国家の成立と肥大を陰で支える花(司)の奉仕は図らずも時代の礎となる。その先端を謳歌する娘(岩下)が母の無私に反発するのは必然ながら、主義はいつしか昭和の孫(有川)とともに茫漠たる大河に帰る。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5有吉原作の母娘ものとして『香華』と比較されると常識的とも言えるが、大河感を醸すノーブルさで圧倒的なまでに秀でている。何より成島東一郎の『古都』と双璧なカメラが絶品で、序盤30分で圧倒する。あとは岩下のリレーで万全な展開。 (けにろん)[投票]