半田健人の映画ファンのコメント
戦争と人間 第1部・運命の序曲(1970/日) |
浅丘ルリ子の気位の高いお嬢様はハマリ役。大陸伍代・芦田信介の「おぬし」にシビレる。 (水那岐) | [投票(3)] | |
これから9時間にも亘る左翼啓蒙映画が始まるのだという恐怖感は、次第にドラマの面白さに薄らいでゆく。エキストラの酔っ払いの台詞:「満州さえ手に入れば全部(生活が)上手くいくのに!」の台詞が全てを語る。 (sawa:38) | [投票] | |
大河ドラマの導入部ゆえに、やや説明的に過ぎて面白みに欠けるが、日活のオールスターを始め豪華キャストはやっぱり楽しい。勝気な財閥令嬢役の浅丘ルリ子が素敵。満人のブルジョア娘役・栗原小巻も若くてカワイイ。中村勘九郎も適役だし、岸田今日子もふてぶてしくて面白い。['06.4.2DVD] (直人) | [投票(1)] | |
時代のうねりと新興財閥の家系を巡る物語は躍動に富み骨太で、観応えがある。佐藤 勝の音楽に乗って錚々たる顔ぶれが並ぶ導入部からにして、丸で緒戦から快進撃を始める大日本帝國を観るかのようだ。附言するなら浅丘ルリ子が見事。彼女以外にこれを演じられる女優は思いつかない(浜 美枝?否々)。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |