★3 | 今にも2号ライダーに変身しそうな一文字隼人似の中尾彬だが、この現代風金田一も悪くない。トリック的にもよく出来ている。が、概ねこういうことなんだろうなと早い段階で予測できてしまった。もっと多くの怪しい奴を出して撹乱してほしかった気もする。 (クワドラAS) | [投票] |
★3 | 原作との読後感は似ているようで真逆だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★5 | 公開当時の「アートシアター」にすら書かれていることだが、低予算のおかげで舞台を現代に移しかえなければならなかったのが唯一の難点。 中尾彬の金田一耕助は、実は横溝正史はお気に入りだった。 それも原作を尊重した作品だからこそか。 (木魚のおと) | [投票(1)] |
★4 | 中尾彬の起伏ある顔面に彫琢されたピタゴラ装置が、マニアの同好愛を通じて田村高廣と新田章を和解させる好ましさ。童貞が知恵をつけると碌なことにはならないのか。いや知恵があるから童貞なのか。ピタゴラ装置の本質的な愛嬌がすべてを赦していく。
(disjunctive) | [投票] |
★4 | 低予算を逆手に取った耽美的な田舎特有の閉鎖的な感じを出しているし、巧妙なトリックを判り易く、かつ緊張感に満ちた演出で描いているのも素晴らしい。名家に育った病的なほどに潔癖な学者の長男という役柄に田村高廣というキャスティングは、今まで見た映像化作品の中で一番ハマり役。相変わらず上手いなぁ。高沢順子のダイコン振りも、頭の足りない妹という役にはハマってる。ラストの不気味さも見事。['06.6.11DVD] (直人) | [投票(2)] |