フィリップ・ボルテールの映画ファンのコメント
仮面の中のアリア(1988/ベルギー) ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド) キング・オブ・キングス(2003/仏=伊=独) 戦場のレジスタンス(2003/米=オランダ) ボワ・ノワール 魅惑の館(1989/仏)が好きな人 | ファンを表示する |
アンドレイ・ルブリョフ(1967/露) |
人間+時代+社会=歴史。誰も見た事が無いはずなのに、アナトーリの演技があまりにも凄すぎて、真実味を感じました。芸術を想定するに当り、風景も古風に富んでいて錯誤状態に陥る。これは本当にただの映画なのか疑問に感じるほど印象に残る作品でした。 (かっきー) | [投票(1)] | |
圧政と暴虐と戦禍の中世ロシアの混沌の中を通過していく画僧たち。その混迷と殺戮に塗れてルブリョフは心を折る。やがて1人の鐘職人の少年が現れて、という真説話的な展開。挿話は土着的リアリズムに根差しつつ壮大なハッタリとカオスに満ちた映画の本懐。 (けにろん) | [投票(2)] | |
タルコフスキー作品中最も視覚的活劇性に溢れた映画といえる。タタール人の襲撃や鐘作りにおける火炎、煙、水のスペクタクル。詩情豊かに舞う雪。あの青年のように、何かにひたむきに打ち込む人間の姿は美しい。 (赤い戦車) | [投票(1)] |