★3 | 所詮ダイジェストだと思うが、巧緻を極めた技巧には興味を失ったベルイマンが剥き出しで生な男と女の葛藤のみをひたすらに描くようになったのは懺悔でも自己賛でもなく歳を経て現れた冷めた人間愛とも言うべきものらしいのがクール。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | これってテレビ映画から見た。映画と多少違ってましたね。ベルイマンの視点が明らかに変質してきていることが分かる。神(生(性)と死)から普遍的な人間へ。それを通俗と見るか、ベルイマンが優しさを必要としていたのか。 (セント) | [投票(6)] |
★3 | 面白い。今までに見た他人の痴話喧嘩の中ではダントツに面白いんだけど。焦点が全然そこではないのは分かっていても、やっぱり夫婦にとって子供はもうちょっと意味のあるものなのではないのかな、と。 (mal) | [投票(2)] |
★4 | 完全に男の身勝手が生んだ我儘と言っていいかしら?素敵な自分勝手の代償はかなり大きいもの。こんな想いにも、不思議な縁を感じる。ドラマティックな設定と、人を好きになった事がある人には、興味を惹く演出に、愛の決着の期待感が一層高まっていきました。 (かっきー) | [投票] |
★4 | 字幕の「ご面」が少し気になった。なんてことはともかく、誰ひとりとして好きになれなかった。すべての登場人物にアナタを見て、自分を見た。谷川俊太郎がマイルスに投げた言葉を真似るなら、「ベルイマン、痛いよ」といったところか。 (tredair) | [投票(2)] |