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スー・リオンの映画ファンのコメント

アリゲーター(1980/米) ロリータ(1962/英) イグアナの夜(1964/米) 荒野の女たち(1965/米)が好きな人ファンを表示する

白夜(1971/仏=伊)************

★5ほぼどのカットにも何らかの形で「紅色」が存在すること。主役2人を除く雑踏の足音がオミットされていること(ストリートミュージシャンの演奏は、二人にとって雑踏が祝福の音楽に聴こえるということ?)。上着を脱ぐ動作が繰り返されること。ドア、視線、手のブレッソンらしいサスペンス。 なんと繊細な演出だろう。セーヌに揺蕩う遊覧船とその柔らかい光の美しさに泣いた。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4余りにもの内向的世界に退く部分もあるが、確固たるポリシーで統一された透明感には微塵も隙が無い。その世界を構築するのは叙事的物語ではなく刹那の叙情なのだ。わけてもセーヌをたゆたう観光船は白眉。 (けにろん)[投票(3)]
★5アンドレイ・タルコフスキーを語る者にとって避けて通ることのできないロベール・ブレッソン (chokobo)[投票]
★4全ショットが緩みない構図。総てのショットが刺激に満ちている。そして、何よりも「手の映画」だ。それは多くの人に指摘されるところだと思うが、どうしても手に目が行くように演出されている。もう『スリ』以上の「手のスペクタクル」じゃないか。 [review] (ゑぎ)[投票]