コメンテータ
ランキング
HELP

ジャン・バダルの映画ファンのコメント

ぼくの伯父さんの授業(1967/仏) さよならエマニエル夫人(1977/仏) タンタンと水色のオレンジ(1964/仏=スペイン) プレイタイム(1967/仏) アイドルたち(1968/仏) パラード(1974/仏) タンタンとトワゾンドール号の神秘(1961/仏=ベルギー) 何かいいことないか子猫チャン(1965/米=仏) 日曜日には鼠を殺せ(1964/米)が好きな人ファンを表示する

四十挺の拳銃(1957/米)************

★4時間経過が驚くべき速度で描かれる。最初の対決といい、本作でもフラーのアップショットはいささかも心理的でない。「顔そのものの露呈」(塩田明彦の「映画術」)とはこのようなアップのことを指すのだろう。監督自身がプロデュースしたことによって、西部劇という縛られた枠組みの中ではあまり見られない、自由度の高い演出も多い。 (赤い戦車)[投票]
★5傑作。聞きしに勝る素晴らしいオープニング。大俯瞰の馬車。右手に雲の影。馬車を御するのは主人公バリー・サリヴァン。停止する馬車の前から40頭の騎馬が走り抜けていく。一番前は女主人のバーバラ・スタンウィックだ。何が良いって馬車の馬の驚いて慌てる様がいい。ここまでがアヴァン・タイトル。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★5ジョセフ・バイロック! 構図や光の加減が非の打ち所なく完璧というわけではないが、しかし黒白のシネスコにおいてこれを超えるのは難しいと感じさせる力感溢れる画面群だ。驚愕の長回し。最高に壮観な風景撮影。竜巻のシーンなんてどうやって撮ったのだろう! 演出家の無茶に応えるのが撮影者の仕事だ。 [review] (3819695)[投票(2)]