★4 | 事件の隠匿者である当事者と、探る側の裁判官、検事、判事、そして真相の点を結ぶ証人者たちの三群を等距離で描くことで、いたって作劇的でありながらリアリティを失うことなく、人の意地が意志に達するまでの強さと、ある種の不気味さがあぶりだされている。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 見ごたえのあるドラマだった。若いころの松坂慶子がきれいすぎる!!昨今あんな女優はいないと思った。しのぶがウザイ。 (worianne) | [投票] |
★5 | 空撮のオープニングタイトルと音楽で否応無しに引き込まれる。回想を巧みに取り入れた法廷劇として傑出。 [review] (檸檬) | [投票(5)] |
★5 | 裁判の持つ戯曲性を正攻法で拡大した傑作。丹波・芦田・佐分利に証人を加えた計四人で繰り広げられるジャム・セッション(台詞被りまくり!)は全てスリリング。西村・北林・森繁・渡瀬と皆素晴らしかったがそれも消し飛ばす程の大竹しのぶの超絶インパクト!冷徹な新藤脚本の功績も大。 (町田) | [投票(6)] |
★4 | 当時は本作の公開が『事件』。新藤脚本の秀逸さは言わずもがなだが、誰が主役かわからぬほど、全役者のアクを個性に昇華し切った野村演出が肝。が、結局は全てを凌駕する大竹。終幕間際の永島の独白に冷めるが、小粋なラストにはニヤリ。 (ナム太郎) | [投票] |