★4 | 裁判と回想を交互に丹念に描くことによって、観客と共に真相を探っていく手法による緊張感、証人と検事、弁護士とのやり取りによるユーモアなど日本には数少ない一級品の裁判劇。事件を巡る主要登場人物の誰にも共感は出来ないが…。役者陣もいずれも代表作と言ってよい充実の仕事振り。ただ肝心の永島敏行のあまりのダイコン振りと、いつもながら熱い演技の山本圭が萎える。['04.8.22VIDEO] (直人) | [投票(2)] |
★3 | 大岡昇平の傑作を新藤は無理せず情念の新藤節に纏めて手慣れたものであるが、原作はこの程度のものではない。本作の収穫はここでも大竹しのぶであり昨今の蒼井優を想起させる(含原作の大ネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | たとえ全てを白状しても、どうしても触れて欲しくない「心のヒダ」がある。そんな「ヒダ」を演じてみろと言われて、演じきってみせた大竹しのぶという少女が作品のステージを一段上げている。 [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | 開廷から結審迄、丹念に且つ淡々と描かれた裁判の進行と、その中での豪華俳優陣の演技合戦は見もの。しかし結局のところ… ☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |