★4 | まったく静かな池の波面が瞬発的に高まり、荒れ狂うそれぞれの会話の妙。周りは明るい色調の淡い春。これぞドラマだ、と思う。だからこそ、波間は最後には元あったように静かに収まってゆく。その演出力はぴか一。 (セント) | [投票(2)] |
★4 | 人生に於いて意図的に駆け引きを弄さなければ偶然は転がり込んでは来ない。そして、要件さえ整えば男と女はいとも簡単に恋に落ちるし簡単にそれは終わる。微妙なニュアンスをきめ細かく描いて闊達だが、それでもやはり最後は何かの結論を呈示して欲しかった。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 箱庭の様な春に配置される大人と子供、たどたどしい歩みが微笑ましい。 (天河屋) | [投票(1)] |
★4 | 個人的に最もリアルでドキドキするキスシーンでした。 (kaki) | [投票] |
★5 | この作品を見ることは、言葉の美しい群舞を見ること。言葉たちが衝突や受容や譲歩や承認や拒否を繰り返しながら、人間関係にまつわる我々の貧しい想像力を軽々と重力圏の外まで連れて行ってくれる。脚本や演出の骨の太さには心底しびれる。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | 哲学は得意でも料理は苦手なのかなぁ、と思わせる場面には(当時慣れない一人暮らしで悪戦苦闘していたこともあり)親しみを感じた。と言うよりも、この映画を思い真っ先に頭に浮かぶのはあのトマトだったりする…。 (tredair) | [投票(1)] |