★4 | 人間なんてララ〜ラ〜ララララ〜ラ〜 [review] (町田) | [投票(2)] |
★4 | 田宮二郎も川崎敬三もシステムの中を生き抜こうとする。岸田今日子はシステムを生きるふりをして男に生きたために、システムそのものである男を破戒しなければならなくなる。一方、若尾文子はシステムでもなく男でもなく本能に生きた。それが恋愛と純愛の差。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 色と欲をめぐってカラフルな男女が闘争するピカレスク映画。と同時に、あるべきモラルを追求する観念ドラマでもある。日本におけるルネサンスこそ、戦後派・増村の主題だった。 (淑) | [投票(5)] |
★5 | ぶつかり合う男性原理と女性原理!あるいは「女として一人前である」という事 [review] (ボイス母) | [投票(6)] |
★4 | 影が色濃い世界に立ち現れる若尾文子の肢体。愛の名を語って利用する男と振り回される女。微笑みもまた虚しい。しかして結末は神の御業。 (マッツァ) | [投票] |
★5 | 恋愛なんて勘違いと紙一重なのかもしれない。しかし、それを愚かな行為だと決めつける人々を、増村は痛烈に批判する。人として最優先すべきは倫理よりも感情なのだという主張が、若尾の鬼気迫る演技によってビンビン伝わってくる。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |