港の日本娘(1933/日)ファンのコメント
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簪(1941/日) |
暇人のダラダラは時局に鑑みれば挑発的であるが、出来としては『按摩と女』から随分な後退。河原でのラジオ体操や寺の石段のショットなど秀逸だが、如何せん淡泊。冒頭の脱落している田中絹代の科白が重要だったのかも知れない。 (寒山拾得) | [投票] | |
川を渡るシーンのスリル。女が男を背負う演出の奇抜さ。移動撮影の巧みさ。手紙や日記の使い方のうまさ。登場人物の去り方の鮮やかさ。どこを切り取っても監督の個性が横溢する。繊細さと大胆さが軽やかに同居している画面に誰しも目が釘付けになるだろう。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
なんてシンプルで素敵な映画。情緒的イリュージョンをふんだんに散りばめた味のある演出(なんのこっちゃ)。とにかくわかりやすく軽いのに、とてつもなく強いメッセージがこめられているような、プレゼント的作品。 (あちこ) | [投票] | |
過去の遺物になってしまった女性像だが、主人公の女性の気持ちが画面一杯に伝わってくる。傑作だ。 [review] (KEI) | [投票(1)] |