★4 | エミリーからデル・トロへの主格転倒が唐突すぎるのでバラけて座りの悪さを感じるのだが、プロット毎の緊迫は濃密で半端ない。メキシコ奥部の麻薬帝国はカーツ王国めいて、その地獄巡りは『黙示録』のようだ。ブローリンの立ち位置も微妙に良い。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | 米TVドラマ「クリミナル・マインド」の様なオープニングで期待。が話が盛り上がりそうで盛り上がらず。彼女では荷が重いか、でも好きなベニチオが見れたのでまあまあかと思っていたら、ラスト30分、これを見よ!デニは、いつも水準以上のものを見せてくれる。 (KEI) | [投票] |
★5 | 不法入国の越境トンネルに向かう際の暗視カメラ撮影とBGMによる緊迫感が半端ない。物語的には腑に落ちない点もあるが、その「腑に落ちない部分」を描いているのが本作の意図なんだろうと解釈した。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 善も、悪も、混沌のままに制度化=秩序化され、維持される。悪は善として、善は悪として。境界線上に立つものだけが、全てを知っている。国家が形骸化してなお、制度化が、カルテル側も、対するアメリカも、「家族」の論理に基づいている限り、この物語に終わりはないだろう。 [review] (DSCH) | [投票(3)] |
★4 | 重厚。謎の任務に駆り出される居心地の悪さと麻薬戦争最前線の恐怖。漂う死臭にこっちもフラフラ…だが。86/100 [review] (たろ) | [投票] |