コメンテータ
ランキング
HELP

リリアン・ギッシュの映画ファンのコメント

イントレランス(1916/米) 許されざる者(1960/米) 散り行く花(1919/米) スージーの真心(1919/米) ホーム・スイート・ホーム(1914/米) 嵐の孤児(1921/米) 風(1928/米) 緋文字(1926/米) くたばれ!ハリウッド(1986/米) ジェニーの肖像(1948/米) リリアン・ギッシュの肖像(1983/英) 狩人の夜(1955/米) 危険な旅路(1967/米=仏) 東への道(1920/米) 八月の鯨(1987/米) 見えざる敵(1912/米) 國民の創生(1915/米) ウエディング(1978/米) 男性(1912/米) 白昼の決闘(1946/米)が好きな人ファンを表示する

ゑぎのコメント************

★3イントレランス(1916/米) メエ・マーシュ(可愛い人)とコンスタンス・タルマッジ(山の娘)の映画だ。リリアン・ギッシュ(ゆりかごを揺する人)は目立たない。 [投票]
★4スージーの真心(1919/米)リリアン・ギッシュの可愛らしさを全編に亘って堪能する映画だが、特に登場から序盤の破壊力は凄まじい。右側(向かって左側)へ傾けた顔。横目と盗み見。ロバート・ハーロンと二人並んで歩く際に、ギッシュの右脚が何度か横に跳ねる。なんて可愛らしい! [review][投票]
★4ホーム・スイート・ホーム(1914/米)花に囲まれたリリアン・ギッシュドロシー・ギッシュ姉妹の登場シーンやリリアンの臨終カット、或いは海岸線を馬で駈ける大俯瞰なんかを目の当たりにするとグリフィスの画作りに対するココロザシというか、野心を感じることができる。それはエピローグの昇天する天使の画面もそうで、こゝも感動的な画面だ。 [review][投票(1)]
★5風(1928/米)これは大傑作だ。今見ても殆どサイレント臭さを感じさせない。何よりも砂と風をこれほど見事に恐ろしく描いた演出は見たことがない。それは狂気的でさえある。物を投げる、砂を払い落とすといった所作の演出だけでもこの映画は傑出している。[投票(1)]
★4緋文字(1926/米)リリアン・ギッシュの圧倒的な女優映画。しかしビクトル・シェーストレームの演出も矢張り『』同様厳しくていい。ディゾルブ繋ぎの2カットの寄りが随所にあり情感もたっぷりだが、決して被写体におもねる演出ではない。またいくつかの忘れがたい倒錯的な画面を持つ。 [review][投票]
★5ジェニーの肖像(1948/米)オーソン・ウェルズを想起させる歪んだ画面も妙にざらざらした絵画的な処理も実に巧く映画を盛り上げている。ジェニファー・ジョーンズが少女を演じる一種倒錯的な画面もいい。これは私が見たファンタジー映画の中でも最高と云える作品。[投票(5)]
★3リリアン・ギッシュの肖像(1983/英)ジャンヌ・モローによるリリアン・ギッシュへのインタビュー映画だが、ギッシュによるD・W・グリフィスの回想が主体なので、結果としてグリフィスについての映画だったという印象が強い。ただし話の端々から彼女の聡明さや物事に対するしっかりした考え方がよく伝わってくる。 [review][投票(1)]
★3狩人の夜(1955/米)久しぶりに再見したのだが、ヤッパリとっても変な映画だと思った。決して名作とか傑作などと云うべきものではない。稀代の名優が生涯で一本しか監督作を残さず、しかもこの奇異さ、という事実も、本作のカルトムービーとしての価値を高めている。 [review][投票(1)]
★5東への道(1920/米)映画はこゝ−グリフィス−から出発しているのだ。そう思うと全く愉快になって来る。映画とはこれだ。言い換えると映画とはたかがこれだけのものだ。 [review][投票(3)]
★4見えざる敵(1912/米)これも殆どフルショットばかりで構成されているが、若干寄り気味のカットが出現し始める。やはり作者、D・W・グリフィスの被写体に対する感情なのだ。ギッシュ姉妹の「あぶなかしさ」にカメラも呼応するよう。 [review][投票(1)]
★3國民の創生(1915/米)ギッシュは北部の人。ヘンリー・B・ウォルソールと妹二人(ミリアム・クーパーメエ・マーシュ)は南部人。グリフィス映画のマーシュは、お婆さんになった頃と顔がかぶり(フォード映画の常連など)、可愛いと思えない。対して、ギッシュはいつ見ても可愛い(彼女も、お婆さんになっても活躍したけれど、どの役においても可憐だ)。[投票]
★4白昼の決闘(1946/米)三人の名撮影者がどう分担していたのか興味深い。ロー・キー気味のラブシーンの軟調な画面はリー・ガームスのものか。 [review][投票(1)]