★4 | 凡人こそ殺人マシンとする世界観が、香港人のナショナリズムを仮託されるかたちになっている一方で、凡人の報復を喰らった公安のオッサン(スン・ホンレイ)は、なぜゾンビ化してまで戦うのかという、不思議な情熱で物語を普遍化する。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | 感傷を廃しあくまでも即物的にドライに見せきった点でジョニー・トーの到達点か。決定的瞬間を引き伸ばしてサスペンスを醸造する見事な手腕は、『エグザイル』や『冷たい雨〜』を経て新しいステージに移行したことを示すのだろうか。完全に圧倒された。 [review] (赤い戦車) | [投票] |
★3 | おセンチを脱ぎ捨てたジョニー・トーが大きく舵を切ったことに異論は無いし、膨大な背景を窺わせつつ容赦なく裁断することで深まる世界の奥行きにも少し痺れた。だが、銃撃戦の人物配置が脳内想定内で固定化するスタイリッシュ・ナルシズムは変わんねえ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | スン・ホンレイとルイス・クーの虚々実々の駆け引きに目が離せない。二人の底知れない執念に脱帽。機動部隊を相手に聾唖者二人が奮戦する中盤の銃撃戦は見所。 [review] (パピヨン) | [投票(2)] |
★4 | 今日この日迄『ドッグ・ウォー』だと思ってた…。永野芽郁をここ迄美しく撮れるアクション映画監督は、日本には居ない。☆4.0点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |